摘要 |
【課題】静止輪(外輪)をハウジングに嵌合させる際の組付性(取付性)に優れていると共に、回り止め構造の早期の劣化を防止することで、長期に亘って軸受を安定して、かつ、精度よく回転させ続けることを可能にする回り止め付き軸受を提供する。【解決手段】回転輪2に対向する静止輪4とハウジングHとの相対回転を防止する回り止め構造は、静止輪及びハウジングのいずれか一方の周面を静止輪の中心軸Axに沿って一部平行に突出させた凸部Pと、静止輪及びハウジングのいずれか他方の周面を凸部に対向して一部窪ませることで凸部を収容し、互いに係合可能な凹部Gとを備え、凹部には周方向両側に凹部側面Gsが構成され、凹部側面は中心軸側の基点Tから径方向外側に向って所定角度θで末広がり状に傾斜した傾斜面を成して構成配置され、基点が中心軸から径方向に沿って所定距離だけ離間し凸部側面と凹部側面とは互いに面状に接触する。【選択図】図1 |