ＸＢＰ１、ＣＤ１３８およびＣＳ１ペプチド、該ペプチドを含有する薬学的組成物、ならびにかかるペプチドおよび組成物を使用する方法

摘要

本開示は、とりわけ、ＸＢＰ１、ＣＤ１３８およびＣＳ１に由来する免疫原性ペプチド（およびそれらの薬学的組成物）を特徴とする。それらのペプチドは、種々の方法（例えば、免疫応答を誘導するための方法、抗体を産生させるための方法およびがん（例えば、乳がん、結腸がん、膵がん、血液のがん、例えば白血病、または形質細胞障害、例えば、多発性骨髄腫もしくはワルデンシュトレームマクログロブリン血症）を処置するための方法）において使用され得る。それらのペプチド（およびそれらのペプチドを含む薬学的組成物）は、例えば、くすぶり型多発性骨髄腫などの前がん状態を処置する方法において、使用され得る。それらのペプチドはまた、ＭＨＣ分子多量体組成物に含められ得、例えば、細胞集団中のＴ細胞を検出するための方法において使用され得る。