着色および不透明ガラスセラミック、関連する着色性のセラミック化可能ガラス、および関連方法

摘要

以下の範囲：Ｌ＊＝約２０〜約４５；ａ＊＝約−２〜約＋２；およびｂ＊＝約−１２〜約＋１のＣＩＥＬＡＢ色空間で鏡面反射を含む全反射測定から決定される座標を有する着色および不透明ガラスセラミックとなるように、&bgr;−リシア輝石ｓｓおよび（ｉ）擬板チタン石または（ｉｉ）バナジウムもしくはバナジウム含有化合物のいずれかを含む結晶相を有するガラスセラミックが開示される。そのようなＣＩＥＬＡＢ色空間座標は、ガラスセラミックを通して実質的に均一であることが可能である。上記のそれぞれにおいて、&bgr;−石英ｓｓは、結晶相に実質的に存在しないことが可能である。存在する場合、&bgr;−石英ｓｓは、結晶相の約２０重量％未満、またはあるいは、約１５重量％未満であることが可能である。またさらなる結晶相は、尖晶石ｓｓ（例えば、ヘルシン石および／または亜鉛尖晶石−ヘルシン石ｓｓ）、金紅石、リン酸亜鉛マグネシウムまたは尖晶石ｓｓ（例えば、ヘルシン石および／または亜鉛尖晶石−ヘルシン石ｓｓ）および金紅石を含み得る。