摘要 |
【課題】 傘部の冷却効果を有効に発揮できる冷媒入り中空ポペットバルブを確実に製造できる方法を提供する。【解決手段】 軸端部に傘部14を一体的に形成したバルブ本体内に、外部に開口し傘部14から軸部12にまたがる中空部Sを形成する工程と、開口部から中空部Sに冷媒と不活性ガスを装填する工程と、開口部を別部材18で密閉する工程と、中空部Sに冷媒,不活性ガスを封入したバルブ本体W2を熱処理炉40内で熱処理する工程を備えたバルブの製造方法で、熱処理工程では、傘部14を下に向けた形態でバルブ本体Wを熱処理する。熱処理中に冷媒(固体)が溶融して中空部S内下方の傘部14側に移動し、冷えると固化し移動した位置に留まる。製造されたバルブ全製品において、冷媒(固体)装填位置が傘部14側の一定位置となって、傘部14の冷却効果を有効に発揮できる。【選択図】 図5 |