摘要 |
<p>揮散性薬剤を含有する構造体全体の大きさを小さくしても、表面積を確保して揮散性薬剤の揮散量低下を抑え、かつ、構造体全体の表面積のうち容器の内壁に接触しうる部分をできるだけ少なくし、揮散性薬剤の揮散が妨げられるのを避けるとともに容器の汚染を防止する。棒状体を波状に形成して波状体とし、複数本の波状体を、その頂部同士で交差させて接合させることにより構成した立体構造体であって、立体構造体は、揮散性を有する揮散性薬剤を含有させた樹脂組成物を用いて形成されており、練り込まれた揮散性薬剤は、立体構造体の表面にブリードしてその表面から揮散することが可能な揮散性薬剤含有構造体を用いる。</p> |