摘要 |
空間を介して対向する位置に配置されている2つの導体面(11,12)と、2つの導体面(11,12)を1箇所で直流的に接続する第1の接続導体(21)と、第1の接続導体(21)に対して近接配置されたアンテナコイル(30)と、を備える。アンテナコイル(30)は、電磁誘導により第1の接続導体(21)に誘導電流が流れる位置に配置されている。2つの導体面(11,12)の周縁に互いに逆方向の電流が流れることにより、2つの導体面(11,12)が対向する空間から磁界が放射される。これにより、金属板にスリットや開口を設けることなく、金属板等の導体面を放射素子として利用できるようにして、機械的強度の低下の問題、意匠上の制約の問題、電界遮蔽効果の低下の問題を回避する。 |