ＭＡＳＴ２高親和性ポリペプチドおよびその使用

摘要

本発明は、１１〜１３残基のＭＡＳＴ−２結合ドメインで終わる細胞質ドメインを含有するポリペプチドに関し、最初の２つの残基はＳおよびＷであり、最後の４つの残基はＱ、Ｔ、ＲおよびＬであり、前記ポリペプチドはヒトＭＡＳＴ２タンパク質のＰＤＺドメインへの高い親和性を呈する。本発明は、それを含むポリヌクレオチド、ベクター、レンチウイルス粒子、細胞ならびに組成物にも関する。本発明は、中枢神経系（ＣＮＳ）および／または末梢神経系（ＰＮＳ）を変化させる疾患、障害または状態の処置および／または予防における、前記ポリペプチド、ポリヌクレオチド、ベクター、レンチウイルス粒子、細胞および組成物の使用も対象とする。本発明は、分子の神経生存および／または神経保護活性を判定するための、細胞遺伝子の分子サインにも関する。