摘要 |
下流側排気センサ11の劣化診断を行う装置である。診断条件(S1)が成立したら、吸入空気量QMを逐次積算して吸入空気量積算値QMtotalとし、診断開始からの吸入空気量QMの平均として吸入空気量平均値QMavを求め、この吸入空気量平均値QMavに基づいて吸入空気量積算閾値WKSTRGを設定する(S3)。吸入空気量積算値QMtotalが吸入空気量積算閾値WKSTRGに達したら診断を終了し(S4)、診断期間中の下流側排気センサ11の出力反転回数Nを閾値Nminと比較して(S5)、正常か劣化かを判別する(S6,S7)。吸入空気量平均値QMavにより吸入空気量積算閾値WKSTRGを設定することで、触媒装置7や下流側排気センサ11を通過する排気の流速による影響が排除される。 |