ＴＯＰＫペプチドおよびそれを含むワクチン

摘要

ＴＯＰＫ由来の単離されたエピトープペプチドおよびその免疫原性断片は、細胞傷害性Ｔリンパ球（ＣＴＬ）を誘導する能力を有しており、したがって、がん免疫療法における使用のために好適であり、より具体的にはがんワクチンとして好適である。本発明のペプチドは、ＴＯＰＫ由来のアミノ酸配列を含むペプチドと、１個、２個、または数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入および／または付加されているその改変体がＣＴＬ誘導能を有するならば、そのような改変体との両方を包含する。上記ペプチドのいずれかをコードするポリヌクレオチド、ならびに、上記ペプチドまたはポリヌクレオチドのいずれかを含む薬学的組成物がさらに提供される。本発明のペプチド、ポリヌクレオチドおよび薬学的組成物は、がんおよび腫瘍の治療および予防のいずれか一方または両方において特に有用性が見出される。