摘要 |
<p>LED用のGaNを製造する際に使用されるシリコンウェーハは、シリコン基板、窒化ホウ素アルミニウム(BxAl1−xN)のバッファ層、及びGaNの上層を含み、0.35≰x≰0.45である。BAlNは、Si(111)表面上に、シリコンのセル単位長の約3分の2のセル単位長を有する、ウルツ鉱型結晶を形成する。BAlNのC面は、2個のアルミニウムの原子に対して、約1個のホウ素の原子を有する。ウェーハ全体にわたって、BAlNの窒素原子のみが、実質的にSi(111)表面に対する結合を形成し、BAlNの原子の最下面内には、BAlNのアルミニウム原子又はホウ素原子は実質的に存在しない。BAlNバッファ層の作製方法は、チャンバを流れる水素の0.01体積%未満に等しい、第1の量のアンモニアをプリフローする工程の後に、トリメチルアルミニウム及びトリエチルホウ素を、次いで第2の量のアンモニアを、チャンバに流す工程を含む。</p> |