摘要 |
<p>【課題】剪断力が大きくかかる柱部や壁部の基部における杭頭接合構造において、杭頭補強筋ユニットの強度劣化や溶接応力の発生を防止し、かつ主筋の抜け等の恐れがなく、機械的強度(特に曲げや圧縮応力)を向上させた杭頭補強筋ユニットを提供する。【解決手段】下部が構造物の基礎部にコンクリートを介して埋設され、その上部が構造物の柱部や壁部の内部に配置される長尺状に形成された杭頭補強筋ユニット10であって、(a)U字若しくはV字状の主筋下端部を形成され、主筋下端部が重置されて複数配置される主筋11a,11bと、(b)主筋に略直交して配置され、主筋に結束手段を介して結合されたカンザシ筋14と、(c)主筋の長さ方向と平行して配置され、その上部がカンザシ筋に係止され、U字若しくはV字状のカンザシ係止筋下端部を形成されて主筋下端部がカンザシ係止筋下端部に重置されるように配置されたカンザシ係止筋13とを有する。【選択図】図1</p> |