摘要 |
非磁性体層を挟む層数を減らし、かつ空隙を意図的に設けることもなく、直流重畳特性を向上させることができる積層型インダクタ素子を提供する。導体パターン(31)は、外周縁部のうち端面電極(75)、端面電極(76)、端面電極(95)、および端面電極(96)に隣接する箇所が、平面視して内側に向かって凹んでいる。すなわち、これらの箇所については、線幅が狭くなっている。さらに、導体パターン(31)の当該線幅が狭くなっている箇所の外周縁部と、端面電極との間には、非磁性体ペースト(35)が形成されている。このように、導体パターン(31)と端面電極との隙間に非磁性体ペースト(35)を塗布することにより、当該非磁性体ペースト(35)が塗布された箇所が非磁性体フェライト層(13)を挿入する場合と同じ機能を有することになる。 |