摘要 |
内燃機関(2)の排気経路(4)には酸素吸蔵能を備える触媒(6)と、触媒(6)の上流に設置された第1空燃比センサ(10)、触媒の下流に設置された第2空燃比センサ(12)とが配置される。内燃機関(2)の空燃比は、理論空燃比よりリッチなリッチ空燃比又は、理論空燃比よりリーンなリーン空燃比に制御される。そして、空燃比がリッチ空燃比からリーン空燃比に切り替えられた後、触媒(6)が酸素吸蔵量の上限まで酸素を吸蔵した状態、又は、空燃比がリーン空燃比からリッチ空燃比に切り替えられた後、触媒(6)が酸素吸蔵量の下限まで酸素が放出した状態、に達したと判定される状態において、第1空燃比センサ(10)の出力である第1出力と、第2空燃比センサ(12)の出力である第2出力とが検出される。この第1出力と第2出力との差異に基づき、第1空燃比センサ(10)の出力が補正される。 |