摘要 |
本発明は、マイクロドリルの製造分野に属し、本体部2と、前記本体部2の一端に形成されて表面には1つ又は複数の螺旋状の屑排出溝がぐるぐる回って形成されている先端部1と、を含むマイクロドリルを提供する。前記屑排出溝は、長手屑排出溝21と、短手屑排出溝22と、連通溝23と、を含み、前記長手屑排出溝21と前記短手屑排出溝22とが、互いに離間して配置され、同じねじれ角を有し、前記連通溝23により、前記長手屑排出溝21と前記短手屑排出溝22とが連通している。本発明により提供されるマイクロドリルは、連通溝23により、同じねじれ角を有して互いに重ならない長手屑排出溝21と短手屑排出溝22とを連通させる。それにより、セントロイドが回転軸線から逸れて先端部1が揺れ動くことによる穴位置精度への影響を確実になくすことができる。そして、連通溝23により、屑排出溝の幅及び切り屑排出空間を拡大させ、放熱性能を向上させ、ランドの幅を縮小させ、ランドと穴内壁との間の摩擦発熱量を小さくする。更に熱変形により、マイクロドリルが折れることを防ぐ能力を更に向上させることができる。【選択図】図1 |