ハリコンドリンＢの類縁体の合成において有用な大環化反応および中間体

摘要

本発明は、大環化戦略による、エリブリンまたはその薬学的に許容可能な塩（例えば、エリブリンメシラート）の合成方法を提供する。本発明の大環化戦略は、非大環状中間体に炭素−炭素結合形成反応（例えば、オレフィン化反応（例えば、ホーナー・ワズワ−ス・エモンズ・オレフィン化）、ディークマン反応、触媒閉環オレフィンメタセシス、または野崎・檜山・岸反応）をさせて、大環状中間体をもたらすことを含む。本発明はまた、エリブリンまたはその薬学的に許容可能な塩の合成における中間体として有用な化合物、およびその調製方法を提供する。【選択図】なし