摘要 |
3枚以上の鋼板1a,1b,1cで構成され、少なくとも一つの鋼板界面2aの接触抵抗が他の鋼板界面2bの接触抵抗と異なる積層体10の鋼板界面に溶融部を形成することによって鋼板1a,1b,1cを接合するに際して、予め、接触抵抗が最も大きい鋼板界面2bに通電ポイント5を形成し、その後、通電ポイント5に分岐電流が生じる条件で溶融部が形成されるように最初のスポット溶接を行う。これにより、抵抗発熱が大きい鋼板界面においてチリが発生しにくく、かつ、抵抗発熱が小さい鋼板界面において十分な大きさの溶融部を形成することができる。 |