摘要 |
放射線検出器(12)は、共通層上に配置された一対の隣接するメサ(22、24)を有し、共通層は、第1の導電型と第1のスペクトル領域内の放射線に応答するエネルギーバンドギャップとを持つ第1の半導体層(16)を有し、メサの各々が、第2の半導体層(18)と、第2の半導体層上に配置され、第1の導電型と第2のスペクトル領域内の放射線に応答するエネルギーバンドギャップとを持つ第3の半導体層(20)とを有する。第2の半導体層は、第1導電型とは逆の導電型を持つことができ、あるいは、これら3つの層がnBn又はpBp構造を提供してもよい。第2のメサの第3の半導体層は、第2のスペクトル領域内の放射線に応答して、不所望のキャリアとして、第1のメサに向かって共通層に流れる少数キャリアを生み出す。共通層内にバリア領域が配設される。 |