摘要 |
高次偏波変換素子が、基板と、下部クラッドと、共に断面矩形状で一定の高さを有し同じ材料で形成される上部コア3および下部コア4からなるコア2と、前記下部クラッドと同じ材料で形成される上部クラッドと、を備え、前記コアは、開始部8と終了部9のいずれにおいても、下部コアの幅と上部コアの幅とが同じであり、開始部から終了部に向かって、上部コアの幅及び下部コアの幅のうち少なくとも一方は連続的に減少し、かつ、上部コアの幅及び下部コアの幅の両方とも増加せず、開始部において、TE1の実効屈折率がTM0の実効屈折率よりも大きく、終了部において、TM0の実効屈折率がTE1の実効屈折率よりも大きく、開始部と終了部とを除く、開始部と終了部との間の部分において、前記コアは上部コアの幅と下部コアの幅とが異なる上下非対称な構造を有し、開始部のTE1と終了部のTM0との間で高次偏波変換が行われる。 |