摘要 |
【課題】アイドラプーリを回転自在に支持する転がり軸受やアイドラプーリを駆動プーリおよび従動プーリに対して接触、離反させる変位装置の耐久性の低下を抑制することである。【解決手段】駆動プーリ12と従動プーリ15の間に転がり軸受17によって回転自在に支持されたアイドラプーリ13を設け、そのアイドラプーリ13の外径面に弾性部材層18を設ける。駆動プーリ12と従動プーリ15のそれぞれの外径面に一対のフランジ22を設け、駆動プーリ12と従動プーリ15の双方に対するアイドラプーリ13の接触時、そのプーリ接触部に相反する方向に軸方向力が負荷された際、弾性部材層18と一方のフランジ22を当接させて、駆動プーリ12と従動プーリ15の双方で軸方向力を支持し、アイドラプーリ13を回転自在に支持する転がり軸受17に大きな回転モーメントが負荷されるのを防止する。【選択図】図3 |