摘要 |
【課題】発生し得る電荷のインバランスを補正することができ、色残りが抑制されたエレクトロクロミック素子を提供する。【解決手段】第一の電極1と、第二の電極2と、第三の電極3と、を有し、第一の電極1と第二の電極2との少なくともいずれか一方が透明であり、第一の電極1と第二の電極2との間に、電解質4と、アノード性の有機エレクトロクロミック化合物又はアノード性の有機エレクトロクロミック化合物と、を有し、第三の電極3が、電解質4を介して第一の電極1と第二の電極2との少なくともいずれか一方と電気的に接続可能であり、第三の電極3が、酸化還元物質を有することを特徴とする。尚、第三の電極3が有する酸化還元物質の還元体が、前記アノード性の有機エレクトロクロミック化合物の還元体よりも酸化されやすい。また第三の電極3が有する酸化還元物質の還元体が、前記アノード性の有機エレクトロクロミック化合物の還元体よりも酸化されやすい。【選択図】図2 |