摘要 |
複眼光学系は、視野の異なる複数の像をつなぎ合わせて1枚の合成画像を出力するために、視野の異なる複数の結像を行う。視野の異なる複数の像を撮像面上に形成する複数の個眼光学系と、複数の個眼光学系で得られる視野を包含する視野の像を撮像面上に形成する全体光学系と、を有する。個眼光学系と全体光学系は、複数のレンズが一体に形成されたレンズアレイプレートで構成されている。複数の個眼光学系のうち、撮像面に対して垂直な光軸を有する個眼光学系以外のものは、レンズ面頂点と撮像面中心とが互いに偏心することで異なる視野の撮像を行い、合成画像が短辺と長辺を有する長方形をなしており、個眼光学系から短辺方向にずれた位置に全体光学系が配置されている。 |