摘要 |
呼吸器合胞体ウイルスは、パラミクソウイルス科に属する風邪ウイルスである。RSVは、伝染しやすい毒性ウイルスであり、2歳未満の小児における下気道疾患の最も一般的な原因である。1回のRSVの季節に、託児所に通っている小児の最大98%が感染することになる。RSVに感染した小児の0.5%〜3.2%が入院する必要がある。米国では、1年に約90,000人の入院及び4500人の死亡が報告された。RSVによる入院の主な危険因子は、早産、慢性肺疾患、先天性心疾患、免疫不全、及びその他は健康な6週齢未満の乳児である。【選択図】図4 |