凝集沈殿汚泥中のホウ素固定化法

摘要

【課題】 凝集沈殿処理により凝集されたホウ素含有汚泥を最終処分地に埋め立てた状態であっても、浸出水中への再溶出を防止することが可能となるホウ素固定化法を得る。【解決手段】 ホウ素廃液に対して凝集剤を添加し、石灰(Ｃａ(ＯＨ)２)によってｐＨ１０以上に調整してホウ素を凝集沈殿処理した凝集沈殿汚泥中のホウ素固定化法であって、凝集沈殿汚泥には石灰由来のカルシウム以外にアルミニウムと硫酸基とが含まれ、凝集沈殿汚泥を４００℃以上７７０℃未満の条件で加熱するもの。【選択図】 図１