摘要 |
<p>本発明は、以下のステップa)ならびにb):a)ニューロン細胞に分化することができる腫瘍細胞を、ニューロン分化のために該腫瘍細胞を刺激する条件下および期間、培地で培養するステップ;ならびにb) a)のニューロン分化のために刺激した該腫瘍細胞を、100〜270 mOsm/kgの重量モル浸透圧濃度を有し、かつ(i)B27サプリメントおよび/または(ii)N2サプリメントを含む分化培地で少なくとも3日間培養し、それによって神経毒素感受性ニューロン分化細胞を取得するステップを含む、神経毒素感受性ニューロン分化細胞の作成のための方法に関係するものである。本発明はさらに、本発明の方法により取得可能な神経毒素感受性ニューロン分化細胞に関するものである。加えて、本発明は、以下のステップa)〜c):a)本発明の方法により取得可能な神経毒素感受性ニューロン分化細胞を、神経毒素ポリペプチドと接触させるステップ;b)ステップa)の神経毒素感受性ニューロン分化細胞を、該神経毒素ポリペプチドがその生物学的活性を発揮できる条件下で3〜74時間または72時間培養するステップ;およびc)ステップb)による培養後の該細胞における該神経毒素ポリペプチドの活性を決定するステップを含む、神経毒素ポリペプチドの活性を決定する方法を包含するものである。最後に、本発明は、OptiMEM、FBS、B27サプリメント、およびN2サプリメントを含む培地を提供するものである。【選択図】なし</p> |