摘要 |
<p>改善された機械的特性を有する所期のミクロ組織を得るために、高温のレールを熱処理する方法であって、能動的な冷却フェーズにおいて、レールへと冷却媒体を噴霧する複数の冷却手段を含む複数の冷却モジュールによって、レールをオーステナイト温度から急冷し、次いで、目標変態温度を規定値間に維持するために徐冷し、各冷却モジュールには複数の冷却セクションが設けられており、各冷却セクションは、レールが熱処理システムの内部に位置しているときに、レールに対して横断する1つの平面内に位置しており、各冷却セクションは少なくとも、レールの頭部の上方と、頭部の各側方と、底部の下方とに位置する各冷却手段を含み、前記冷却フェーズにおいて、オーステナイトの変態量が、レール表面では50%以上、頭部の中心では20%以上となるように、レールの冷却速度を制御するよう、各冷却手段を駆動する、ことを特徴とする方法。</p> |