摘要 |
<p>従来のデマンドレスポンスに対応した需要家内の電力使用量の抑制策は、空調設備だけの場合であり、照明等を加えた複数種の負荷設備に対応していないという課題があった。また、利用可能な電力を複数種の設備に電力分配を行う方法が提案されているが、環境変化により負荷設備ごとの電力需要が変化した場合に対応できないという課題があった。本発明は、空調や照明など、複数種の負荷設備を有する需要家内において、複数の負荷設備に対応して通知された各負荷設備の必要電力とデマンドレスポンス等により制限される消費可能上限電力値とに基づいて、消費可能上限電力値を超えないように各負荷設備に分配電力を割り振り、割り振られた分配電力内で各負荷設備を運用するようにしたので、ピーク電力を抑制できるという効果を奏する。</p> |