摘要 |
【課題】汎用的な光ファイバーを使用しながら入射光束の入射角及び開口数に相当する値を変化させて出射ビームの放射形状を自在に制御する単一リング線又は輪帯形状型側射エネルギー装置を提供する。【解決手段】ファイバー軸に沿った断面に平行な平面内に存在する平行光を所望の入射角でファイバー内に入射させると同時に、前記平行光の入射角に変化をつけて異なる入射角で入射させることにより、ファイバー出射端からは全周性の単一リング線又は輪帯形状の放射光が形成され、側射型の放射が可能となる。単一リング線又は輪帯全体の直径、及び輪帯の帯幅は、ファイバー内に入射させる平行光の入射角に対応することから、出射光がどの程度の広がりとなるかをファイバー入射側で自在に制御することが可能である。これにより、ファイバー操作者はターゲットの位置や形状に合わせて側射ビームを的確且つ容易に命中させることができる。【選択図】図3 |