摘要 |
コスト低減化、強度、剛性、難燃性、軽量化の要求を満たしつつ環境負荷を低減する。航空機内装品パネル材10Aは、コア材12と、コア材12の両面に配置された表面材14とを含んで構成されている。コア材12は、バルサ材からなる均一の厚さの矩形の板状部材12Aで構成され、板状部材12Aの厚さ方向の両面は平坦面で形成されている。バルサ材は、軽量で環境負荷を軽減できる天然材料である。板状部材12Aの厚さ方向の両面には、バルサ材を燃えにくくするための難燃剤18が含浸されている。板状部材12Aへの難燃剤18の含浸は、難燃剤18を噴霧することで、あるいは、難燃剤18に板状部材12Aを浸漬することで、あるいは、難燃剤18に板状部材12Aを浸漬した状態で、板状部材12Aに板状部材12Aが浸漬された深さによる圧力よりも大きな圧力もしくは圧力サイクルを掛けることで行なうようにしてもよい。 |