摘要 |
フレーク状電解Mn原料をマグネシア坩堝に入れ、真空誘導溶解炉(VIM炉)を用いて500Torr以下の不活性雰囲気下、溶解温度1240〜1400°Cで溶解し、カルシウムをMn重量の0.5〜2.0%の範囲で添加して脱酸及び脱硫を行い、脱酸及び脱硫の終了後、鉄製鋳型に鋳込でインゴットを製造し、次にこのMnインゴットを再度マグネシア坩堝に入れ、真空誘導溶解炉(VIM炉)を用いて200Torr以下の不活性雰囲気下、溶解温度を1200〜1450°Cに調整すると共に10〜60分間維持し、その後鉄製鋳型に鋳込みインゴットを製造し、次にこの金属Mnインゴットをアルミナ坩堝に入れ、真空ポンプで0.1Torrに真空に引いた後加熱を行い、昇華及び蒸留反応を行って高純度Mnを製造する方法に関する。市販の電解Mnから高純度金属Mnを製造する方法を提供するものであり、特にB、Mg、Al、Si等の不純物量が少ない高純度金属Mnを得ることを課題とする。【選択図】図1 |