摘要 |
金属張積層板(100)は、エポキシ樹脂組成物と繊維基材とを含む絶縁層(101)を有し、絶縁層(101)の両面に金属箔(103)を備える。そして、金属張積層板(100)は、エッチングにより両面の金属箔(103)を除去後、熱機械分析装置を用いて、(1)30℃から230℃までの昇温過程と230℃から30℃までの降温過程とからなる一回目の熱機械分析測定(1stRun)と、(2)30℃から230℃までの昇温過程と230℃から30℃までの降温過程とからなる二回目の熱機械分析測定(2ndRun)とを含む熱機械分析測定を続けて行ったとき、絶縁層(101)の厚み方向における平均線膨張係数α1が10ppm/℃以上100ppm/℃以下であり、平均線膨張係数α2が100ppm/℃以上220ppm/℃以下である。α1は二回目の昇温過程における50℃から100℃の範囲において算出した平均線膨張係数であり、α2は二回目の昇温過程における210℃から230℃の範囲において算出した平均線膨張係数である。 |