| 摘要 |
【課題】ロータを備える制御バルブによって複数の冷媒回路の開閉状態を制御する内燃機関において、全ての冷媒回路が閉じられることに伴う冷媒の沸騰を回避する。【解決手段】冷却装置は、内燃機関の本体を通過した冷媒を第１熱交換器に流通させた後に本体に戻すための第１冷媒回路と、本体を通過した冷媒を第２熱交換器に流通させた後に本体に戻すための第２冷媒回路と、第１，第２冷媒回路で共用される制御バルブと、制御装置と、を備える。制御バルブは、回転自在なロータを内部に備え、ロータの基準位置からの回転角度に対応して、第１，第２冷媒回路の開閉状態がそれぞれ変化するように構成され、ロータの回転範囲には第１，第２冷媒回路が共に閉じられる水止め区間が含まれている。制御装置は、制御バルブの動作時にロータが水止め区間を経由して回転する場合に、水止め区間にある間の内燃機関の出力を制限する。【選択図】図３ |
