摘要 |
【課題】高温環境に晒された場合の位相差値の低下量を低減することができる液晶硬化膜を提供する。【解決手段】重合性液晶化合物を重合してなる液晶硬化膜であり、300nm以上380nm以下の範囲に極大吸収波長を有し、「(1−P’/P0)×100≧73…(Y)」を満たす液晶硬化膜(式中、P’は液晶硬化膜の厚さ方向に対して垂直な2つの面におけるP値のうち、値が小さい方の面におけるP値。P0は重合性液晶化合物のP値。P値は、I(1)/I(2)で表される。I(1)は赤外全反射吸収スペクトル測定によるエチレン性不飽和結合の面内変角振動由来のピーク強度。I(2)は赤外全反射吸収スペクトル測定による芳香環の不飽和結合の伸縮振動由来のピーク強度)。【選択図】なし |