摘要 |
【課題】温度センサなしで通常のベクトル制御に使用することができる2次抵抗補正手段を有する電力変換装置を提供する。【解決手段】誘導電動機3のベクトル制御を行うインバータ制御部6は、2軸の電流基準からスベリを演算するスベリ演算手段69と、速度帰還とトルク基準を乗算して演算上の電動機出力を得る乗算手段72と、電流検出手段61の各相の検出電流と、インバータ23の各相の電圧基準を相ごとに掛け合わせて3相分加算する瞬時電力演算手段73と、この出力から電動機損失設定手段74で設定された電動機損失を減算する減算手段と、この減算手段の出力から乗算手段72の出力を減算した偏差が最小となるように制御して2次抵抗補正値を出力する2次抵抗制御手段75とを具備する構成とする。2次抵抗制御手段75に基準となる2次抵抗値を加算した2次抵抗をスベリ演算手段69の演算式に用いる2次抵抗とする。【選択図】図1 |