摘要 |
【課題】内燃機関の冷間始動時、空燃比センサが未活性の状態においても、フィードバック制御によって混合気の実際の空燃比を目標空燃比に精度良く制御でき、目標空燃比に応じた所望の排ガス特性及び燃費を得ることができる内燃機関の制御装置を提供する。【解決手段】本発明による内燃機関の制御装置では、LAFセンサ56によって混合気の空燃比(検出当量比KLAF)を検出する。また、空燃比推定手段により、圧縮行程中の混合気の燃焼が開始される前に検出された実筒内圧P_CPSに応じ、混合気の比熱比に基づいて、混合気の空燃比(推定当量比KCPS)を推定する(図3のステップ11)。そして、LAFセンサ56が活性状態にないと判定されたときには、推定空燃比(推定当量比KCPS)に基づき、推定空燃比を目標空燃比(目標当量比KCMD)に収束するようにフィードバック制御する。【選択図】図5 |