摘要 |
【課題】ECUによるバルブ開閉タイミングの制御は、エンジン回転数の状態では位相可変装置の応答性が低くなり適切に制御できず、所望のエンジン性能を得られないという問題があった。よって低回転域であっても位相可変装置が十分な応答性を得ることができる位相可変装置の制御方法及びそのような制御装置を提供することが、本発明が解決しようとする課題である。【解決手段】シャフト類の回転速度値から算出する現ステップでの相対角度と、電磁クラッチへの現ステップの指令値と、からカルマンフィルタを用いて1ステップ後の相対角推定値を演算し、これをフィードバック信号としてスライディングモード制御器に入力し、このフィードバック信号の値を基に電磁クラッチへの1ステップ後の指令値を演算し出力する位相可変装置の位相制御方法を提供することにより上記問題を解決した。 |