摘要 |
【課題】 波形鋼板の耐力要素としての機能を殆ど低下させることなく、固定を簡素化できて、固着具の使用本数を削減でき、また波板鋼板の幅や耐力を変更せずに、壁幅変更に対応できる耐力壁を提供する。【解決手段】 この耐力壁1は、一対の縦フレーム材3,3および上下端の横フレーム材4,5により組まれた外周フレーム2と、中桟となる上下複数本または1本の横フレーム材6と、耐力要素となり波山稜線方向が上下方向となる波形鋼板7とを備える。波形鋼板7は一対の縦フレーム材3,3との間に間隔が生じる横幅であって、互いに上下に位置する横フレーム材6,6に上下端がそれぞれ固定される。波形鋼板7の両側縁に沿う位置で上下に延びる固定用補助材10が横フレーム材6に設けられる。固定用補助材10と重なる位置で波形鋼板7が固定用補助材10に固着具20で固定される。【選択図】 図1 |