摘要 |
補聴器において用いられるFSKトランシーバ(21)はトランシーバ周波数の自動同調手段を有している。上記自動同調手段は,位相差検出器(26,27,28,29)と,上記位相差検出器(26,27,28,29)から受信される情報にしたがって上記FSKトランシーバ(21)の共振回路の周波数を制御するように構成される同調マネージャ(25)とを備えている。上記位相差検出器(26,27,28,29)は,上記FSKトランシーバ(21)の共振回路の素子(C1)の両端の位相差を計測する。バイナリFSKシンボルの位相差(A)が逆のバイナリFSKシンボルの位相差(B)と等しい場合,上記共振回路は同調されており,そうでなければ上記同調マネージャ(25)は差を最小するために同調手順を実行する。 |