摘要 |
<p>バネブレーキ部の付勢力の伝達遮断を切替るクラッチ機構が設けられたシリンダ装置を備えるユニットブレーキにおいて、クラッチ機構の噛み合い部分が外れてバネブレーキ部によるブレーキ力が意図せず緩解することを防止でき、かつ既存のものと置換え可能な大きさであり、長期間の使用によってもクラッチ機構のベアリングの性能を維持する。ユニットブレーキ100のクラッチ機構は、大気と連通する領域に配置されたスピンドル50に対して回転可能に螺合すると共に反ブレーキ方向に移動可能に支持されるナット部材81、ナット部材81に対して反ブレーキ方向に配置されてスピンドル50の周囲で当該ナット部材81に対向するクラッチ84、筒状に形成され且つナット部材81及びクラッチ84を内側に収容するクラッチ箱82、並びに、ナット部材81をクラッチ箱82の内側で回転可能に支持するベアリング83を有する。</p> |