摘要 |
<p>電子制御ユニット30は、車両Veの走行に伴って車体Boに発生したピッチ挙動及び/又はヒーブ挙動を抑制するために、各輪11〜14にて発生させる、絶対値が同一であり、かつ、互いに逆方向の駆動力F(制動力F)を決定する。そして、ユニット30は、駆動力F(制動力F)に基づき、インバータ23を介して各インホイールモータ19〜22を駆動制御する。一方、電子制御ユニット30は、車体Boに発生したピッチ挙動及び/又はヒーブ挙動に応じて、サスペンション機構15〜18を構成するショックアブソーバ15b〜18bの減衰力を変更する。これにより、互いに連成して発生し得るピッチ挙動とヒーブ挙動について、一方(例えば、ヒーブ挙動)を制御することによって意図しない他方(例えば、ピッチ挙動)の発生が促進されることを効果的に防止でき、車体Boの意図する挙動(狙った挙動)を独立制御することができる。</p> |