摘要 |
ネットワーク通信機器において、各転送フレームに優先性を持たせた転送及び廃棄の処理を実現した上で、転送先装置の輻輳を防止するための帯域制限を行う。具体的には、優先度毎にバケットを設け、優先度に従った量のトークンを補充する。更に、それらのバケット評価の前に、共有バケットを1つ設ける。一定周期毎に、優先度毎に設けたバケット内に存在するトークンを全て共有バケットへ譲与する。共有バケットの深さを超えてあふれたトークンは廃棄する。共有バケットのトークンが存在する限り、フレームの優先度に関わらず全てのフレームを平等に評価し、転送する。共有バケットのトークンがない場合、優先的制限へと切り替え、各優先度バケットを評価する。当該フレームの優先度と対応するバケットを確認し、トークンが存在する場合はフレームの転送処理を行う。トークンがない場合はフレームの廃棄処理を行う。 |