摘要 |
【課題】裏板の圧縮撓み量が不十分な量である場合、摩擦材の一部がディスクロータに極めて強く押し付けられて、ディスクロータの一部が過熱し、ディスクロータにヒートスポットが生じる虞がある。【解決手段】ディスクブレーキ装置のパッド15はディスクロータに押し付けられて車輪に摩擦制動力を付与するプレート状の摩擦材15a、及び、摩擦材の面に取り付けられた裏板15bを備える。裏板の面に、開口面積の異なる2種類の凹部15d、15eがそれぞれ複数設けられている。凹部のうち、開口面積の大きいほうの凹部である大凹部15dは、縦方向D1に複数の列をなして互いに等間隔をあけて整列し且つ横方向D2に複数の列をなして互いに等間隔をあけて整列して設けられている。凹部のうち、開口面積の小さいほうの凹部である小凹部15eは、斜めの方向D3に最も近接して隣り合う2つの大凹部の間にそれぞれ設けられている。【選択図】図2 |