摘要 |
【課題】第1伝動部材を一体に有するケーシングに第1軸線回りに回転自在に支持される主軸部、および第1軸線から偏心した第2軸線上に位置する偏心軸部を互いに一体に連結してなる偏心回転部材と、第1伝動部材に隣接配置されて偏心軸部に回転自在に支持される第2伝動部材と、その第2伝動部材に隣接配置されてケーシングに第1軸線回りに回転自在に支持される第3伝動部材と、第1,第2伝動部材間の第1変速機構と、第2,第3伝動部材間の第2変速機構とを備えた伝動装置において、偏心軸部及び偏心回転部材を含む偏心回転系に対し回転のアンバランス状態を軽減するためのバランスウェイトを設けても、装置の小型軽量化を達成する。【解決手段】伝動装置Dは、第2伝動部材8の径方向外方に配置したバランスウェイトWと、バランスウェイトWを、偏心軸部6eとは逆位相の位置に保持しつつ偏心回転部材6と同期回転させる同期回転機構Iとを備える。【選択図】 図1 |