摘要 |
摺動面の高圧側に高圧流体を排出する流体排出手段を備えている場合であっても、高圧流体(被密封流体)と低圧流体との摺動面上における脱水縮合反応による堆積原因物質の析出、付着及び堆積を防止すると共に、流体排出による急激な圧力低下に伴うキャビテーションの発生を防止する。一対の摺動部品の互いに相対摺動する一方側の摺動面(S)の高圧側に、流体を高圧流体側へ排出する流体排出手段(10)を備えた摺動部品において、流体排出手段(10)よりも低圧側の摺動面Sには低圧流体の高圧流体側への進入を緩和する緩衝溝(11)が設けられることを特徴としている。 |