コーヒー豆の抽出液を有効成分として含有する血圧上昇抑制剤、糖化抑制剤及びその製造方法

摘要

本発明は、温度：１４０〜２００℃、圧力：０．１５〜１．８ＭＰａ、かつ、各温度の飽和蒸気圧以上の圧力による亜臨界処理工程を経て得られるコーヒー豆の抽出液であって、アンジオテンシン変換酵素の阻害活性率が５０％のとき、該コーヒー豆の抽出液の固形分濃度（ＩＣ５０値）が０．１６ｍｇ／ｍＬ以下であるコーヒー豆の抽出液を有効成分として含有する血圧上昇抑制剤に関する。さらに本発明は糖化抑制剤及びそれらの製造方法に関する。本発明により、コーヒー豆に由来する、より活性の高い血圧上昇抑制剤又は糖化抑制剤及びそれらの製造方法、並びに血圧上昇抑制作用及び糖化抑制作用を有するコーヒー豆の抽出液の製造方法が提供される。