摘要 |
TLR9アゴニスト及びTLR7アゴニストによって誘導されるNF−κBの活性化を強力にブロックする阻害性オリゴヌクレオチド(ODN)が提供される。インターロイキン−6及び腫瘍壊死因子アルファなどの炎症性サイトカインの産生が、阻害性ODNによって阻害される。TLR9アゴニストによって誘導されるヒトPBMCからのインターフェロンの産生が、阻害性ODNによって抑制される。これらのODNは、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、敗血症、多臓器不全症候群などの免疫介在性の障害の治療のための治療薬として用いることができる。 |