| 摘要 |
【課題】生産性が高く、良好な蛍光特性を維持した状態で、幅広い範囲での粒度制御が可能な製造方法を提供する。【解決手段】式Ａ２ＭＦ６：Ｍｎで表される蛍光体の製造方法で、懸濁液製造工程と粒成長工程を有する。元素Ａはアルカリ金属元素で、元素Ｍは少なくともケイ素を含有しゲルマニウム、チタン、ジルコニウム及びハフニウムの１種以上を含む４価元素である。懸濁液製造工程は、蛍光体の構成元素を含む水溶液に固体の元素Ａを含む化合物を混合し、混合に基づく相互の反応によって析出された種結晶と、混合後も未反応のままの蛍光体の構成元素とを有する工程である。粒成長工程は、懸濁液製造工程で製造された懸濁液に、元素Ａ及びＦを含む水溶液を混合し、未反応のままであった蛍光体の構成元素と元素Ａを用いて種結晶の粒成長を行う。懸濁液製造工程における固体の元素Ａは、蛍光体の構成元素を含む水溶液の元素ＭとＭｎに対して特定の比率で用いた。【選択図】図１ |
