摘要 |
マットレスなどの患者支持体は、複数の膨張可能な空気袋を含む。患者支持体には、患者のマットレスへの沈み込みの程度を測定する深度センサが含まれる。少なくとも1つの空気袋内の圧力を測定する空気圧センサも含まれる。空気袋が膨張又は収縮する際の空気圧に対する深度の変化率をモニターすることによって、マットレスの好適な膨張レベルが求められる。深度及び圧力の出力によるグラフ上の関係において変曲点を検出することによって、空気袋の好適な膨張点が決められ、この膨張点は、患者が受ける接触圧を低下させるにもかかわらず、不快に感じる程度にまでマットレスに患者を過度に沈み込ませないものである。深度センサ及び圧力センサの出力を分析することは、患者の心拍数及び呼吸数の検出に用いられることもできる。 |