摘要 |
【課題】 バイオマス・有機・無機化合物や廃棄物・廃液、環境汚染物質などを、光を照射することなく、触媒作用により高効率で分解浄化すると同時に発電及び水素生産を行う燃料電池を提供する。【解決手段】 光照射等の外部エネルギーを加えることなく燃料電池反応により当該燃料の分解、浄化並びに発電及び水素生産を行う方法であって、電極基盤層/多孔質半導体層/触媒層の3層から成る複合体アノードを準備し、これを少なくとも、バイオマス、バイオマス廃棄物、及び有機・無機化合物の何れかを燃料として含む水溶液または水性懸濁液中に浸漬し、酸素還元用対極カソードを、当該水溶液または水性懸濁液からなる液相中または液体/気相界面に設置し、当該カソードが設置されている液相または気相中に酸素を供給、または共存させて、当該カソード上で燃料電池反応を起こさしめる方法を提供する。【選択図】 図1 |