摘要 |
ポリビニルアセタールとの相溶性、ポリビニルアセタールへの可塑化効果に優れ、かつ水によって抽出されにくく揮発しにくい可塑剤を使用する積層体であって、その含水率を変化させた場合に遮音性の変化が起こらないものを提供する。平均残存水酸基量25〜45モル%のポリビニルアセタール(A)100質量部に対し式(I):【化1】の化合物(I)の含有量a1が20〜60質量部であり、式(II):【化2】の化合物(II)の含有量がa2質量部であるA層と、平均残存水酸基量10〜35モル%のポリビニルアセタール(B)100質量部に対し化合物(I)の含有量b1が35〜75質量部であり、化合物(II)の含有量がb2質量部であるB層との積層体であって、a2が0又は(b2/b1)/(a2/a1)>1であり、(b1−a1)>0であり、a2/a1が0〜0.05であり、b2/b1が0.001〜0.08である、積層体。 |