摘要 |
【課題】ベルトコンベアの長さが長い場合、あるいはベルトコンベアの重量が大きい場合でも、ベルトの性状にかかわりなくベルトコンベアによって搬送されている搬送物の質量流量を適切に検出することを可能にする手段を提供する。【解決手段】ベルトコンベア1の搬送流量測定システムSは、ローラ式計量機8と、ローラ式計量機の前側及び後側に配置された複数の支持ローラ7と、距離センサ9と、近赤外線吸収式水分計10と、コンピュータ11とを備えている。コンピュータ11は、距離センサ9の測定データを用いて1ローラ間隔分の搬送物の立体形状を認識し、その質量中心の位置を決定する。さらに、コンピュータ11は、この質量中心の位置とローラ式計量機8の検出値とに基づいて1ローラ間隔分の搬送物の質量を算出し、この質量とベルト4の移動速度とに基づいて搬送物の質量搬送流量を算出する。【選択図】図1 |